家電を長く使っていると、意外と先に壊れてしまうのが「リモコン」と「電源コード」。
「ボタンが反応しない」「コードが切れかけてる」「動作が不安定…」など、小さなトラブルが積み重なって、せっかくの家電が使えなくなってしまうこともあります。
でも実は、毎日のちょっとした工夫やお手入れで、これらの寿命をぐっと長く保つことができるんです。
今回は、「リモコンと電源コードを長持ちさせる生活の小技」を詳しくご紹介します。
1、リモコンを長持ちさせる5つのポイント
①ボタンの反応が悪い時は”汚れ”が原因かも
リモコンが反応しにくい時は、まず汚れを疑ってみましょう。
ボタンの隙間には皮脂や汚れがたまりやすく、それが接点不良を起こすことがあります。
やり方は簡単!
- 柔らかい布を中性洗剤を薄めた水に少し湿らせる
- ボタン部分を優しく拭く
- しっかり乾かしてから使う
※アルコールや強い洗剤は印字が消えることがあるのでNGです。
汚れを落とすだけで「新品みたいに反応するようになった!」というけーすも多いです。
②電池は”入れっぱなし”にしないのが鉄則
長時間使わないときは、電池を抜いておきましょう。
使わないまま放置すると、液漏れを起こし、内部の基盤を腐食させてしまうことがあります。
また、
- 異なるメーカーの電池を混ぜない
- 古い電池と新しい電池を一緒に使わない
この2点も重要です。電圧の差で液漏れや発熱の原因になります。
③落とさない工夫を
落下の衝撃でリモコン内部の基盤や赤外線センサーが壊れることも。おすすめは100円ショップでも買えるリモコンカバーや滑り止めマット。ソファ横やテーブルの上に「定位置」を決めておくのも有効です。
④保管場所は”直射日光と湿気”を避けて
テレビの近くなど、熱がこもる場所に置きっぱなしにすると、プラスチック部分が変形したり、ボタンが硬くなることがあります。
また、湿度が高い場所は内部のサビの原因に。
使わないときは引き出しや収納ボックスに入れておくのがおすすめです。
2,電源コードを長持ちさせる4つのコツ
①コードはきつく巻かないのが鉄則
コードをぐるぐると巻いて収納する人は多いですが、実はこれが”断線”の原因になります。
内部の銅線がねじれてしまうことで、電流がスムーズに流れていくのです。
おすすめは”八の字巻き”
ゆるく8の形にまとめることで、ねじれを防ぎ、自然な形で収納できます。
②抜く時は必ずプラグを持つ
面倒だからとコードを引っ張って抜くのはNG!
根元部分が傷んで断線する他、火花やショートの危険もあります。
必ずプラグの硬い部分を持って抜くようにしましょう。
③コードが熱い時は要注意!
延長コードやタコ足配線を使っている場合、電力が集中するとコードが熱を持ち、火災につながることも。
「触ると熱い」と感じたら、すぐに使用を中止し、配線の見直しや交換を検討してください。
使用年数が5年以上のコードは、劣化が進んでいる可能性もあります。
④収納時の”ほこり対策”も忘れずに
電源コードや延長コードは、意外とほこりがたまりやすい場所にあります。ほこりが湿気を吸うと、トラッキング火災の原因に!
使わないときは結束バンドで軽くまとめ、プラグ部分を上にして収納すると安全です。
ケーブルボックスやコンセントカバーを使うのもおすすめです。
家電は、少しの気配りでずっと快適に使えるアイテムです。
中古家電の販売だけでなく、買取のご相談も承っています。
気になることがあれば、ぜひ快適生活館にご相談ください!
(担当:桶野)